PBP stats
というサイトで結果の集計がされています。
公式発表はまだなので正確とは言えませんが
傾向はみてとれます。
私が注目したのは国別の集計結果で、
20名以上の出走者がいる国の完走率を比べてみると
完走率85%以上
オーストリア
ブルガリア
スイス
ドイツ
スペイン
フィンランド
イギリス
イタリア
ノルウェー
ポーランド
スロベニア
ウクライナ
完走率80%~84%
ベルギー
カナダ
デンマーク
フィンランド
ギリシャ
アイルランド
ニュージーランド
スウェーデン
スロベニア
完走率70%~79%
オーストラリア
フランス
ロシア
米国
完走率69%以下
ブラジル
中国
香港
インド
日本
タイ
台湾
これを見れば一目瞭然で
ヨーロッパ勢が80%以上で、アジア勢は70%以下。
面白いのは70%台で
フランスは地元で参加者も多く、必ずしも完走を目指してない人も
多いので、こうなったのかと思いますが、
オーストラリア、米国など自転車が盛んな国が80%超えていません。
この原因は「時差」ではないかと思います。
参加者の年齢別の集計を見てみると40~60歳台が圧倒的に多いです。
中年以降の走者の場合、「時差ボケ」は完走に大きな影響を及ぼしたのではないでしょうか。
そしてアジア勢が圧倒的に完走率が低い。
日本や台湾の走者も決してブルベ初心者ではないです。
結構な強者がリタイヤしたりしてますから、それにはちゃんと原因・理由があるはずです。
今回私が感じたのは「時差ボケ」と「寒さ」=「気候の違い」のダブルパンチです。
時差ボケは眠気だけでなく、胃腸にも起こっています。
時差ボケと気候の違いで体=胃腸の調子が狂い、
さらに慣れない外国の水や食事でダブルパンイチをくらい
胃腸が完全にストレスでやられてしまった!
それがアジア勢が完走率が低い大きな原因ではないかと思います。
「暑さ寒さ」に対する耐性は幼児期に決まってしまい変えられませんから、
せめて「時差ボケ」だけでも対処すれば完走率は上がると思います。
もし4年後のPBPに参加するなら、2,3日余裕をもってフランス入りし、
胃腸を慣らしておくことをお勧めします。