Fusion2のインプレは前回書きました。
今回はパンクとシーラントについてです。
Fusion2ですが3月27日から使用し6479.45kmでお亡くなりになりました。
その間計3回パンクしました。
1回目のパンク 5月19日1609.09km
一晩で後輪が7barから4barに落ちていました。
8barまで空気を入れて水を吹きかけてみると、ピンホールみたいな小さな穴から空気泡が漏れ出していました。
前日は73.8km走ったのですが、乗っているときはパンクしたとは全然気がつきませんでした。
そこでパナレーサーのチューブレス修理キットを使ってみました。
タイヤを外ずさずに外側がらブスッとゴムを押し込むので意外と簡単でした。
黄色矢印が修理キットで修理した部分
8barまで空気をいれてみましたが、漏れはなさそうでした。
これなら外出先でも簡単に修理できるので、パナソニックやるじゃん!と感心しました。
しかし、一晩放置したら5barまで落ちていました。あらら・・・。
修理した部分から極僅かに空気漏れがあるようです。
結局パナの修理キットはその場しのぎにしかならないことが判明しました。
仕方ないのでシーラントを購入。
自転車屋さんが「これが一番確実」と太鼓判を押して薦めてくれたのが
GEAX PIT STOP
です。
注射器を使って、ビートの横から少しずつ注入し、約10ml入れました。
8.5barまで空気を入れて一晩放置してみたところ空気漏れはありませんでした!!
うーむ、素晴らしい!!
最初からシーラントを使うべきだったと悟りました。
このとき同時に前後のタイヤをローテーションしました。
チューブレスは嵌めにくいですが、今回は素手で嵌めることができました。
初めてのときは手の皮がむけるくらい凄く苦労し、結局タイヤレバーを使ったのですが、タイヤがなじんで柔らかくなったのでしょうか?
2回目のパンク 6月27日3355.9km
3日前から後輪が一晩で8barから7barまで抜けることが続くので、パンクを疑っていました。
小さな裂け目が数箇所あるが、空気を入れても空気漏れの音はしません。
ピンホールみたいな穴ならシーラントで塞がっているはずですが、シーラントの跡はありません。
8.5barまで空気を入れてサイクリングに出かけたところ、10km走ったときに突然「プシュー!!」と音がして空気が抜けてきました。
先ほど疑っていた小さな裂け目の一つから勢い良く空気が漏れています。
でもシーラントは噴出してきません。
どうやらシーラント切れたみたいです。
仕方ないので自宅に戻り、タイヤを外してみると
中のシーラントは全部固まっていました。
10mlだと2ヶ月ほどで空になるみたいです。
タイヤの山は完全になくなって平坦になっていました。
本当なら新品に交換した方がいいかもしれませんが、どこまで持つのか試してみることにしました。
というわけでタイヤをローテーションして、シーラントは20ml入れました。
8月5日 4500km超え
タイヤのローテーションをしました。
山はまったく消失し、平面状になっています。
シーラントはまだ少し液体のままで残っていました。
ホイールについたシーラントはティッシュや布で簡単にふき取れます。
でもタイヤにこびり着いたシーラントを取り除くのは面倒でした。
水にぬらした布でゴシゴシやるのが一番手っ取り早かったです。
今度はシーラントを20ml入れました。
3回目のパンク 9月17日6479.45km
普通の綺麗な舗装路を走っていたとき、いきなり「プシュー!!」と音がしました。
パンクの音です。
見ると後輪からシーラントが勢いよく噴出しています。
しかし一向に固まる気配がありません。
タイヤを見ると、タイヤの皮がV字にうすく裂けてめくれていました。
どうやら厚みが限界に達していたようです。
完全に寿命です。
6500km
これが限界だと思って間違いないでしょう!!!
でもよくもってくれたと思います。
シーラントのおかげですね。
十分元は取れたのではないでしょうか?
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ところでシーラントで本当に針穴は塞がるのでしょうか?
生きている前輪で試してみました。
2mmほどの針を刺してみました。
抜くと勢いよくシーラントが噴出してきます。
写真は勢いがなくなってから撮影したものです。
しばらくすると固まってきて漏れが止まりました。
確かに効果があることが実証されました。
通常のパンクならシーラントで十分いけますね。